キューバはフロリダの南側に位置しているため、美しい自然に溢れた「カリブの真珠」と呼ばれている国です。
キューバの街並みはレトロな雰囲気が漂う建築と、自然の趣が同居しているのが特徴です。
キューバの首都はハバナで、面積はフィリピンのルソン島とほぼ同じ大きさがあります。
南北アメリカ大陸とラテンアメリカやヨーロッパを結ぶ要路に位置しており、アメリカ大陸で初めて成立した社会主義政権でもあるので、「カリブに浮かぶ赤い島」とも形容されます。

キューバの観光情報

2016年末から旅行数が急激に伸びているのがキューバ旅行です。
その理由としてはアメリカとの影響があります。
アメリカ大統領のドナルド・トランプが、前アメリカ大統領のバラク・オバマの進めてきた政策に真っ向から反対し、キューバとの国交を断絶する可能性が出てきたからです。
そのためキューバに行けなくなる前に観光に行きたいと考える人々が増加しているのです。
2017年からはキューバへの観光客は飛躍的に伸びていくことは間違いありません。
キューバの市街地では未だに現役で活躍しているクラシックカーが走っています。
環境問題に関しても様々な意見がありますが、このクラシックカーの走る風景もキューバの魅力と言えます。
社会主義国のキューバでは歩道や家屋もレトロ感が漂っており、外国人向けのファーストフード店はほとんどありません。
インターネットも普及が進んでいないので、町中のWi-Fiスポットでスマートフォンを操作している光景が目立ちます。

キューバの観光見どころ

キューバ旅行の見どころとしては、まず首都ハバナにあるハバナ旧市街が人気です。
ハバナ旧市街は1982年にユネスコの世界遺産に登録された地区です。
建ち並ぶ色鮮やかなコロニアル建築はキューバの歴史を感じさせてくれます。
16世紀後半に作られたハバナ旧市街の中心にあるビエハ広場は、コロニアル建築に囲まれた場所です。近くにオープンカフェもあり、どこからともなく聞こえてくるキューバ音楽を聴きながらのんびりと過ごすには最適のスポットです。
1988年に世界遺産に登録されたトリニダードは、かつて砂糖の取引で栄えた街として有名です。
街全体が博物館のようになっていて、石畳の街路や色鮮やかな家が並んでいます。
ここではハバナとは異なる趣を楽しむことができます。
有名なチェ・ゲバラの肖像が壁に描かれているのが新市街にある革命広場です。
キューバ旅行に行くなら誰しもが訪れる場所で、キューバのシンボルとも言えるスポットとなっています。